半導体製造装置に使われる純ニッケル製の部品です。
純ニッケルは難削材の一つでとても粘りがあり切削加工しづらい材質です。
ニッケルは銀白色で光沢があり耐食性が高いことからメッキに多く利用されております。
またステンレスやインバー、パーマロイ等の様々な合金に含まれております。
チタンとニッケルの合金は最も一般的な形状記憶合金です。
身近なところでは現在の５０円玉、１００円玉が銅とニッケルの合金『白銅』です。
戦前は純ニッケルの硬貨も出ていたようです。
ニッケルは特殊鋼や小銃の薬莢に使われとても重要なことから軍需物資として国家備蓄し、平時は純ニッケルの５銭、１０銭硬貨を発行・流通させ有事には紙幣や他の硬貨と代替させ回収する為にあったそうです。
純ニッケルALLOY200（旋盤加工、ワイヤーカット）