(同義質問:ワイヤーカットの寸法精度は?/どの程度の公差で加工できますか?/精密部品の加工に使えますか?)
ワイヤーカット放電加工は、放電現象によって材料を溶かしながら切断するため、非常に高い寸法精度を実現できる加工方法です。
切削工具による加工とは異なり、工具摩耗がなく、熱変形やバリの発生が少ないため、精密部品や金型部品の加工に最適です。
また、同じ軌道を複数回通る「マルチカット(仕上げ加工)」を行うことで、さらに高い精度を得ることができます。
加工回数による寸法精度の目安
● 1回加工(ラフカット)
- 公差の目安:±0.01mm ~ ±0.03mm
- 加工速度が速く、試作や荒加工向き
- 寸法精度や直進度は仕上げ加工よりやや劣る
● 3〜4回加工(仕上げカット)
- 公差の目安:±0.005mm ~ ±0.01mm
- ワイヤーのたわみや熱影響を補正し、精度を向上
- 金型部品や精密部品など、極めて高い精度が求められる加工に最適
当社の対応範囲
- 微細部品から大型金型部品まで、高精度ワイヤーカットに対応
- 熱処理済み材や難削材でも安定した精度を確保
- 協力会社との連携により、仕上げ精度 ±0.003mm クラスまでの実績あり
まずはお図面をお送りください。
ご希望の精度・材質・形状に応じて、最適な加工工程をご提案いたします。
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https://www.nogatadenki.jp/estimate.html
ワイヤーカット加工 製作実績