「1個からの部品製作」金属加工の町工場、精密機械加工を法人様、個人様を問わず承ります。

  • facebook
  • twitter
  • instagram
  • vimeo
  • youtube
  • CNC and Manual Machine Shop

よくある質問

ワイヤーカットの加工熱による歪みは発生しますか?

(同義質問:放電加工で歪みは出ますか?/ワイヤーカットは熱変形しますか?/加工による反りや変形はありますか?)


 

はい、ワイヤーカットは加工熱による歪みが非常に少ない加工方法です。
 


ワイヤーカット放電加工は、加工物を水中で冷却しながら加工するため、放電時に発生する熱が即座に分散され、レーザー加工や切削加工に比べて熱変形が極めて少ないのが特長です。

 
ただし、歪みが全くゼロではなく、材料の内部応力(残留応力)が原因で変形する場合があります。


 
歪みの主な原因

  •  残留応力の解放:圧延・鍛造・熱処理などの工程で内部に蓄積された応力が、加工により解放され、変形が発生
  • 大きな除去量:ワイヤーカットで体積の大きい箇所を切り抜くと、内部応力の偏りが顕在化しやすい
  • 形状バランス:非対称形状や薄肉構造では、加工後の応力変化により反りが発生する場合あり

 
当社の対応

  • 材料特性・形状を考慮した放電条件設定により、歪みを最小化
  • 残留応力の大きい素材は、事前熱処理や段階加工で安定化
  • 試作時に変形傾向を分析し、量産時の歪みを予測・補正


 
まずはお図面をお送りください。
 
材料の状態や形状、加工目的を考慮し、変形を最小限に抑える最適な加工工程をご提案いたします。

 
お見積り依頼ページへ
https://www.nogatadenki.jp/estimate.html 

 
ワイヤーカット加工  製作実績